その3)10円玉と1万円札とホントに同じか?! 世界遺産 宇治『平等院』へ行こう♪
10円玉の絵柄としてもおなじみの、世界遺産『平等院』。こちらの屋根の鳳凰は1万円札の絵柄にもなっています。
正直、歴史にはあまり興味ないのですが、このすぐ前にある「スターバックス京都宇治平等院表参道店」に行ったので、怒られそうですが、ここまで来たから・・・という気軽な感じで寄ってみました(^-^;
朝8時半から拝観できるようで、拝観料は大人600円(中高生400円、小学生300円)。私達は9時半頃に入りましたが、人はまだまばらでした。鳳凰堂内部の見学は別途300円が必要(9:30から20分毎に50名ずつ)で、迷った挙句、外からも見えるしいっか!と入らず。。。もし入る場合は先に「内部拝観受付」で料金を支払い入場整理券をもらってから、待ち時間の間に拝観料600円に含まれる「平等院ミュージアム鳳翔館」や「庭園」を散策されることをおススメします。
まるで宮殿のごとく、池に浮かび上がっているようです。またこの日は風がなく、池にうつる鳳凰堂も臨めました。
まだ人が少なかったので、人に邪魔されず写真を撮ることが出来ました。やはり早起きは苦手ですが、三文の徳?
蓮も平等院を際立たせます。
写真撮影後、『平等院ミュージアム鳳翔館』に入りました。こちらはモダンなミュージアムになっていて、写真撮影もスケッチも禁止。まぁ絵を書くのが苦手なんでスケッチはないわ~と思いながら長い廊下を突き進むと、外観とは違い歴史深い供養菩薩が沢山展示されていました。ほんとに歴史にうとい私は、よく見るとみんな雲に乗っていることにこの時やっと気付く(^-^;しかも1躯ごとに表情はもちろん、持っている楽器が違うことも発見!(*^^)v 説明を読むと、『空中供養菩薩像』だった。だから雲に乗ってるんかぁ~と。え?これって、みんな知ってる?常識なん??とにかく、私は楽器を奏でる空中菩薩像が興味深かったということです。尚、こちらのミュージアムには52躯のうち26躯の空中菩薩像が展示されていました。
またここには同じく国宝の『梵鐘』や『鳳凰』の1対も展示されていました。この鳳凰は古めかしさから随分な歴史を感じました。それもそのはず、ここに展示されているのは初代の鳳凰だそうです。そして現在の鳳凰堂のキンピカな鳳凰が2代目になるようですね。
鳳凰堂の裏には源頼政のお墓もありました。また浄土院には『救世船乗り観音』が祭ってありました。船に乗っていることから、旅の安全や航海の無事を祈ったり、人生を長い旅路として一生涯の無障を願う、旅といのちに想いを馳せる尊い菩薩らしく、お祈りしてきました。
気軽に行った割には、かなり楽しめました。興味がないと思ってる人達も、宇治の抹茶などのスィーツ巡りのついでにでも行って来てください~♪
◎拝観情報◎
宇治平等院鳳凰堂
【住所】 宇治市宇治蓮華116
【拝観時間】 庭園 8:30~17:30 (受付~17:15)
鳳翔館 9:00~17:00 (受付~16:45)
鳳凰堂内部 9:30~16:10 (受付9:10~)
【電話】 0774-21-2861