その4)パフェ派?かき氷派? お茶の老舗「辻利兵衛本店」へ抹茶スィーツを食べに行こう♪
江戸時代から続く全国的にも有名なお茶の老舗『辻利兵衛本店』の茶寮が宇治にあります。
製茶工場だった建物を一部改装し、改装着工から完成まで約3年の年月をかけ、2015年8月にオープンされました。ここでは宇治抹茶が飲めるのはもちろん、抹茶を使ったスィーツ(パフェ・かき氷・ロールケーキなど)が堪能できるとのことで行ってきました。
JR宇治駅から歩くこと約5分、平等院鳳凰堂とは逆方面の住宅街の中にあり少し不安になりますが、看板が見えてきてホッ。
入り口には暖簾がかかっていました。
暖簾をくぐると、そこには素晴らしい日本庭園が広がっていました。
おそらく季節ごとに四季折々の庭園が楽しめるのだと思います。庭園見に来るだけでも価値がある、立派な庭園です。四季折々の・・・を堪能するには、少なくともあと3回こないと!(^-^;
歴史を感じる店内に入ると、ダークブラウンを基調とした木のぬくもりが溢れ、庭園のようなディスプレイもされており、のんびりホッと落ち着けます。
お土産用のお茶やスィーツを見て待っていると、20分ほどして、テーブル席を案内されました。座席はこのテーブル席の他に、中庭を眺めながらお茶を味わえる特等席の「花見席」やソファー席もありました。
数ある宇治抹茶を生かしたメニューがある中、悩みに悩んで『お薄茶パフェ薫風』、『抹茶のモンブラン』、『抹茶ラテ』を頼みました。
パフェのソフトクリームは新茶と抹茶が左右で分かれており、新茶は苦みの中にも深みがあり、時間とともに苦みが増していく感じがしました。抹茶は、苦みと甘みが上手くバランスがとれた感じで、新茶に比べると甘みを程よく感じました。別添えの濃厚な抹茶ソースもかけると、また一味違った食べ方もできます!
抹茶のモンブランはクッキー生地にマロンクリームをのせ、抹茶クリームで包んであり、甘さの中に上品さを感じられました。
そんなスィーツを、お茶にまつわる貴重なディスプレイの中で、日頃の慌ただしい時間の流れとは別次元のようにのんびりと落ち着いて過ごせました。
この日は暑く、かき氷を食べている人も多かったですが、見るからに抹茶の色が濃く、美味しそうでした。今度来たら、かき氷も食べてみたい。
なかなか足を運べない人は、お取り寄せもいいですね♪
◎お店情報◎
辻利兵衛本店
【住所】 宇治市宇治若森41
【アクセス】 JR宇治駅より徒歩5分
【駐車場】 有り
【営業時間】 10:00~18:00(ラストオーダー 17:00)
【定休日】 火曜日
【電話】 0774-23-1111