その3)ワインの名産地、リュ―デスハイムに行こう♪
リューデスハイムはフランクフルトから50kmのところにあり、世界遺産のライン川沿いにあるワインの名産地の小さな街です。
ライン川クルーズの発着地にもなっていることから、国内外からたくさんの観光客が訪れる街です。日本からもフランクフルトに到着後ここからライン川クルーズをされるツアーも多く、そういう意味で早朝のこの街はドイツで最も日本人に会う確率が多い街と言っても過言ではないです(^-^;
そのリューデスハイムは『ラインの真珠』とも言われ、ドイツらしいとても可愛らしい小さな街で、今までに何度か訪れているドイツでも大好きな街のひとつです。
そんなリューデスハイムで一番賑わっているのは『つぐみ横丁(Drosselgasse)』で、世界で一番陽気な小路と言われています。長さ約150mの細くて狭い石畳の小路に、ワイン酒場やレストラン、お土産屋さんなどが軒を連ねていて、夜になるとどこからともなくバンドの演奏が聴こえ、ワインを飲んで陽気になっている人達の姿をよく見ます。
またこの街はそれだけではありません。実は街の周りにはたくさんのぶどう畑が広がっている、ワインの産地なんです。
このライン川沿いのワインは『茶褐色のボトル』に入れられていて、ここでは主に『リースリング』というブドウの品種でワインが作られています。
街にあるゴンドラに乗ればこのブドウ畑の綺麗な景色を見ることが出来、ワイン川を望むことも出来ます。そして是非この街でその白ワインを飲んでもらいたいですね。
あと一つ、この街に来られたら白ワイン以外にもおすすめのドリンクがあります!!リューデスハイムはワインの街として知られる一方、ドイツが誇るブランデー『アスバッハ(Asbach)』誕生の地でもあります。
ブランデーは果実酒から作られた蒸留酒のことですが、このアスバッハが入った『リューデスハイマーコーヒー(Ruedesheimer Kaffee)』もこの街の有名な飲み物となっており、ほとんどのカフェで飲むことが出来ます。またそれがちょっとしたパフォーマンス付きで提供されるんですよ!!
まずはカップの中に結構な量の砂糖を入れ、アスバッハを注ぎます。そしてなんとそこに火を点けるんです!!もちろんカップから炎があがります!!その後コーヒーを注ぎ、たっぷりの生クリームをのせ、チョコレートチップを振り、完成です!(^^)!
このアスバッハはアルコールが40%もあるので、飲んだ感じ『わっ、お酒‼!』という感じがしますが、コーヒーと程よく調和され、コーヒー好きでもある私にはたまらない飲み物です(^^♪アルコールに弱い方は、少しだけにしておいた方がいいかも知れませんね。
このリュ―デスハイマーコーヒーのコーヒーカップなんですが、どこで飲んでも同じカップです。この街のお土産屋さんあちこちで販売されています。さすがにカップは買いませんでしたが、家で作ってみようとアスバッハは買いました(^-^;
さて、そんなリューデスハイム、昼間は観光客でごった返していますが、夜になると雰囲気が変わります。私がドイツ旅行でおすすめしたい『ライン川下り』をされる予定なら、是非この街で宿泊してもらって、日中のリューデスハイムと夜のリューデスハイムを味わって欲しいですね。
尚、ライン川下りは、ドイツ国内のICE(高速鉄道)などが乗り放題になる『ジャーマンレイルパス』を持っていれば割引してもらえますので、個人旅行をされる方にはおすすめです。
☟ヨーロッパ鉄道パス・チケットの格安キャンペーン中♪(レイル・ヨーロッパ)
☆リューデスハイムの位置☆