その12） 水の神・縁結びの神、パワースポット『貴船神社』に行こう～11月21日編♪
何となく今年は紅葉が遅いということで、北の方ならもう紅葉が進んでいるかな？ということで、紅葉シーズンとしては初めての『貴船神社』に行ってきました。午前中に『毘沙門堂』に行き、午後からの出発です。
こちらも毘沙門堂と同様に、ＪＲ東海のキャンペーンの「そうだ、京都 行こう。」のキャッチフレーズで2011年の初夏バージョンとして紹介されていたようですね。私達関西に住むものにとってこのキャンペーン、知りませんでした(^-^;
左京区の鞍馬山の麓にあるこの貴船神社、参道沿いの貴船川での川床でも有名ですね。この神社は古くから京都の水源を守る神として崇められ、和泉式部が復縁祈願のため参詣し、見事に願いが叶えられた事から縁結びの神としても有名です。
この貴船神社、貴船川の川下から川上方面に向かって本宮～結社～奥宮という三つの御社からなっています。お参りの順は本宮➡奥宮➡結社だそうです。順序通りにお参りした方が、よりご利益があるのだとか。。
まずバスを降り本宮を目指して歩いていると、9月の台風によるものか、杉の木が沢山倒れているのが目につきました。本当に大きな台風でしたからね。
夜のライトアップに向け、灯篭の準備をされていました。暗くなるとどんな感じになるのでしょうか。楽しみです!(^^)!
さて、『春日灯篭』が連なる石段の参道に辿り着きました。ここは雑誌やガイドブックなどでよく目にしますよね。
この階段を登ると最初にお参りする、一番手前の『本宮』です。
嵯峨天皇が生馬を捧げて雨乞いや雨止みを祈願したことから、水源を守る神と言われています。ここにはその『神馬』の像がありました。
また生きている馬に代わって木の板に馬を描き奉納したことから、今日の絵に願いを書いて奉納する『絵馬』が誕生し、この貴船神社は絵馬の発祥地ともと言われています。この時期限定と思われる紅葉の絵馬もありました。
こちらから貴船川を見ると、綺麗な紅葉が見られました。
本宮で御神気を実感できる石垣から流れ出る御神水。世界的に知られるフランスの「ルルドの泉」の水と酷似しているとされ、「日本のルルドの泉」と言われています。
その横には水占い専用の池の『水占齋庭（みずうらゆにわ）』があり、授与所「水占みくじ」（200円）を一枚自ら選んで購入します。
この水占齋庭に占いの紙を浸すと文字が浮かび上がってきます。文字は日本語のみなのですが、なんとこの占いにはＱＲコードがついており、日本語は勿論、英語、中国語、韓国語に翻訳してくれるんです。歴史ある神社ながら今風な計らいにミスマッチを感じますが、参拝者は日本人以上に中国人の姿をよく見かけたので、これも時代の背景と受け止めるべきなんでしょうか。。
この桂の木は樹齢400年。根元からいくつもの枝が天に向かって伸びていることから、大地から神さまのエネルギーが龍のように昇っている姿に重ねられ、御神木として仰がれています。
願い事を書く『結び文』（1枚200円）はこちらで購入し、お願い事もこちらで書いて奥の御社まで持参します。
縁結びというと男女間の縁を思い浮かべますが、こちらはそれだけでなく、『人と人』、『企業と企業』などの縁を結び、悪縁を絶ち、良縁を結んでくれる神様です。なんとも、最高じゃないですか(*^^)v
こうして本宮を去り、次に向かいます。
こちらは樹齢1,000年を超えるとされている御神木の『相生の杉(あいおいのすぎ)』です。このどっしりとした木は見ごたえあります。
ここでパワーを貰っています(^-^;
本当に大きな木で、パワーがいっぱい詰まっている感じがしました。
本宮を出て結社を過ぎ本宮から約500メートルほど北上したら鳥居が見えてきます。この参道入り口に立つ鳥居のすぐ後ろにあるこの橋は「思ひ川」に架かっています。
ここからさらに奥宮へ続く参道。両脇には、大きな杉が立ち並んでいます。ここを通り抜けると、神門が見えてきます。
これをくぐると奥宮の境内に入ります。こちらが『貴船神社本殿』があったところです。
派手さはなく、落ち着いた感じで、何か独特な『気』を感じました。
ここには本宮で書いた結び文を結ぶ場所がありました。たくさん結んでありますね。
こちらは奥宮の御神木の『連理の杉』です。「連理」とは、別々の種類の木が重なって一つの木になっていることで、夫婦、恋人の仲睦まじいことを表しています。こちらの「連理」は杉の木（左）と楓の木（右）です。
ここで少し滞在し、戻る頃には薄暗くなっていて、ライトアップがされていました。
さて、奥宮へ向かう途中にあり、先に奥宮をお参りしてからお参りする、「結社（ゆいのやしろ）」（中宮）は、縁結びの御社です。
ということで、結び文はこちらで結ぶようでした。お間違えの無いように。。( ﾟДﾟ)
三つの御社を巡っている間にすっかり日も落ちていっていました。
春日灯篭が連なる石段の参道は綺麗にライトアップされていました。
また明るいうちに準備して下さっていた灯篭も綺麗にライトアップ。
バスに向かう道もライトアップされ、夜の貴船も楽しめました。
参拝後、身体の中の悪いものが浄化されたような、呼吸がしやすいような、色々と嫌なことがどうでもよくなったような不思議な感じがしました。これがパワースポットの力なんでしょうか。。
御利益に関係なくとも、神秘的で御神気に満ちていると思われるパワースポットに是非行ってください。
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◎貴船神社情報◎
【アクセス】 叡山電車「貴船口」駅下車、京都バスに乗り換え「貴船」バス停下車
地下鉄「国際会館」下車～京都バスに乗り換え「貴船口」～「貴船口駅
前」から京都バスに乗り換え「貴船」バス停下車
【営業時間】 通年 6:00～20:00
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