タビジョのゆかいな放浪記

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【京都旅行記】その15 京都の人気観光スポットをご紹介~ 世界遺産『銀閣寺』、足利氏のゆかりを攻めよう♪ 2位じゃダメですか??の巻

その15) 京都の人気観光スポットをご紹介~ 世界遺産銀閣寺』、足利氏のゆかりを攻めよう♪  2位じゃダメですか??の巻

 今回は妹家族が受験勉強(まだ数年先ですが、行けるのも今のうちだそう)にと、関連する寺院をあちこち行ってみるというので、とてもいい気候、そしてコロナも落ち着いていたということもあり、一緒に周ってきました。まずは「足利氏を攻める!」だそうで、『金閣寺』の次に訪れたのはこちら、『銀閣寺』。

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 豪華絢爛の金閣寺の余韻がまだ残りつつ、車で銀閣寺に向かいました。金閣寺同様、駐車場は空いていて、スッと車を停められました。

 実は銀閣寺に来たのは初めてという。(^-^; ここに立ち、金閣寺の事はリセットして初めて訪れる銀閣寺に少しワクワクした感じで歩き出しました。金閣寺は駐車場からすぐの最初の門までを巨木の間の整えられた参道の中央を歩いて行く感じで始まりましたが、ここはこの橋から総門までは、お土産屋さんや飲食店が連なるところを歩く感じから始まりました。

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 そう言えば、京都に限らず寺院や神社の周りって、お店が並んでいるよなぁと思うと、あれ?!さっきの金閣寺ってお店とかなかったわぁ~と、ここで気付く。( *´艸`)

 こういうお土産屋さんや飲食店が並んでいると、目的がお土産を買うだとか、何を食べようとかに気持ちがいってしまって、どこに来ているのか一瞬忘れてしまうのは私だけでしょうか?あ、ちゃうちゃう、銀閣寺、銀閣寺と最後のお店が終わって思い出します。(^-^;

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 ここにきて、ようやく銀閣寺に来たんだという実感。金閣寺と違って、生で観たことがない未知の場所なので、想像が膨らむ。。それは総門を通って、次にある中門までの約50mの参道を歩く際ももったいぶられているようで、まだかいっという感じ。期待が積み重なっていきつつ、元々は外界からの防御のために設けられたものではあるんだろうけど、今となってはここで色々な雑念を消し去る、清らかな気持ちに整えるためのものかと改心させられた時間でもありました。(^-^;

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 中門に着きました。ここで入場料を払います。ようやくお寺らしい感じがしてきて、この壁がお城のような感じもした。そしてタイムスリップしたかのように情緒漂い始めた頃、今回同行している母が、この壁の上から少し姿を見せた銀閣寺を見てボソッと「えっ?!これ?」と言ったのが、ツボにはまって笑ってしまった。(*^▽^*) ふと思いやると、確かに、さっき金閣寺を見ました。豪華絢爛で堂々としていて、何枚も写真を撮りたくなり、ずっと見ていたい、そしてここに来る道中も余韻が残っていた。。。そして銀閣寺。ここから全ての姿が見えないけど、確かに、これ?となる・・・か・・・。(^-^; オリンピックでも1位は金、2位は銀というように、金閣寺の『次』のランクなのかと。これは先に金閣寺に行くべきでなかった、せっかくの銀閣寺が残念なものになるのか?という気持ちで、足を進めていた。

 ふと横に目をやると、

f:id:tabizukigirl:20211205005034j:plain。「綺麗やん!」「庭凄いやん!」「綺麗に整えてはるやん!」と、銀閣寺の印象が一気にUP。

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 そして更に歩いて行くとその壁もなくなり、視界が開けた。ええやん、ここ。

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 そしてこれが本堂らしく、江戸中期の建造だとか。庭の中にとても趣のある堂々たる建物。正面の額は『東山水上行』と書かれています。残念ながら中は見られませんでしたが、与謝蕪村などの襖絵などもあるようです。こちらは春と秋に特別公開されているようですので、その時期に来るものいいかもしれません。

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 中は見れなくとも、この重厚な木の扉に描かれた絵、どんな意味があるんだろうか。ずっとこんな状態で保存されている?まさかなぁ。そしてこの正面のガラスの入った扉?障子になるのかな、この組子の桟が、よく見る細い棒状の物と違い、とても立派な建物であることを物語っている。

 ここから小道を歩いていくと、自然と森の中に入っていく。いい気候であるのも手伝って、神聖なる森で気分もいい。

 途中、「お茶の井」といわれる湧水があり、姪が「これを義政は飲んではったんかな?」と言い出したので、すかさず

私:「義政は何代目?」

姪:「8代目ぇ~」

ということで、合格。(^-^; 実際の受験はこんな甘っちょろいもんではないですが( *´艸`)

 そんなやり取りもしつつ、ゆっくりとこの緑の中、さらに山に登っていくと、展望所に辿り着き、ようやく銀閣寺が姿を現しました。

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 向こうの方には京都市内が見え、そして少し色づいた紅葉の向こうに、銀閣寺の上層部。全ての姿が見えないところに、また焦らされている感じ。( ゚Д゚) これは小学校の給食でデザートは最後に食べていたように、楽しみは最後にとっておくということなのかな。(^-^;

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 しばし景色を楽しみ、少しずつ下っていきます。樹齢何年?と思わせる、幹の太い巨木、そして竹林、まだ色づき始めたばかりの紅葉も沢山見られ、とても落ち着く。

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 沢山のもみじが植えられているので、紅葉のシーズンはかなりきれいなんだろうなと、想像するのは容易。是非その時期に訪れたいな。

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 おっと、紅葉ですっきり見えないけど、ようやくたどり着いたよう。もうすぐ出会えるという感じ。ほんとに紅葉が色づいていたら、綺麗だろうなぁ。そしていよいよ!

じゃーん!!!!!

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 「ええやん!」「金閣寺と違って、落ち着いた感じやん!」「あ、池に綺麗に銀閣寺映ってるやん!」

 建物が銀色じゃないのは教科書でも知っていて、金閣寺に対しての銀閣寺であろうとは思うけど、もし建設中に義政が生きていたとしたら、現存の黒漆じゃなく銀箔が貼られる予定だったんかなぁと、ふと頭によぎった。それはそれで見たかったなぁ。いや、こっちのがいいかな。

 そして最後はやっぱりコレ・・・

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 恒例の鳳凰。キンピカではないですけど、てか、逆にこの建物にはキンピカは似合わないから、ちょうどいいような、歴史を感じるような味わいもあり、これはこれでいいよなぁ・・・ということで、銀閣寺の訪問は終えました。

 金色でも銀色でもないですが、周りの庭と相まってとても立派に見え、私は銀閣寺の方が好きかな。オリンピックで言えば金閣寺に負けての2位と思われがちですが、名前で決めずに、ここ銀閣寺を訪れて欲しいなと思います。それだけ価値があるお寺です。

 参拝についてのアドバイスとして、所用時間はゆっくり歩いて回って大体1時間くらいでしたので、ご参考に。ただし、途中のお土産屋さんによる時間も考慮して下さいね。そしてお薦めのシーズンは、紅葉か、緑が多かったので新緑の時期も良さそうですね。大文字の麓でもあるので、大文字の日(8月16日)もいいかもしれません。人、多いかな。。

 さて、足利氏の軌跡はまだ続きます。次は何処へ??

銀閣

⦿参拝時間(年中無休)

 夏季(3/1~11/30)   8:30~17:00

 冬季(12/1~2月末日)9:00~16:30

⦿参拝料金

 大人(高校生以上):500円

 小・中学生    :300円

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