タビジョのゆかいな放浪記

日本や世界の街々を巡った放浪記を綴ります♪

【北海道・富良野旅行記】その4 ラベンダーだけでない!!富良野でワイナリーツアーに参加~♪

その4) ラベンダーだけでない!!富良野でワイナリーツアーに参加~♪

 前日のブログの続きとなります。ワイナリー併設のホテルに泊まれば、車でもワインの試飲が出来る!!ということで探し出してきた「ホテル&コンドミニアム 一花」

 チェックイン後、4時前にホテル前からバスが出発し、ワイナリー「ドメーヌ・レゾン」へ向かいました。

ドメーヌレゾンワイナリー

 こちらのワイナリーでは中富良野の傾斜のある斜面でブドウ栽培をされているようです。ドイツのライン川沿いもそうですが、あの傾斜により葡萄にたっぷりと日光が当たるんですよね。そして中富良野の畑は現在40ヘクタールもあるようですよ。まだワイン作りを始められて間もないようですが、最初はどのぶどうの品種が育つのかわからず、様々な品種を栽培されたそうです。また同じ土地でありながら、区画により育つもの、育たないものもあるようで、なかなか奥が深そうです。私はその種の専門ではないですが、色々と実験したくなりました。そんなこんなで現在栽培されているのは、シャルドネ、ツヴァイゲルトレーベ、ソーヴィニヨン・ブラン、ケルナー、ミュラー・トゥルガウが主な品種とのこと。私はよくドイツワインを飲みますが、ドイツワインでもよく聞く品種です。

 さて、ワイナリーの敷地にはヤギがいましたが、こちらで生活するヤギの排せつ物が土壌に還る、そしてその土が葡萄の栽培を助けるというサイクルらしいです。

料理長さんが説明してくれました

 実際、外に出てブドウが植えられているところを見学しました。北海道はご存知の通り雪が降り、冬は寒く葡萄の木がやられます。ですが、実は雪の中って暖かいという性質を使って、冬は葡萄の木を地面に這わせるんだそうです。そしてそこに雪が積もり、雪で寒風から葡萄の木を守るんだそうですよ。

ワインが出来るまで

 そして室内に入り、まずはタンク室へ。

破砕・除梗

 ブドウを収穫後、この機械に入れ、ふるいにかけごみや枝などを除去します。

圧搾

 こちらは圧搾の機械ですが、白ワインは圧搾して皮を取り除いて発酵させますが、赤ワインは皮つきのまま発酵させますので、皮の渋みが残りそのままワインの味に渋みが残ります。

ステンレス製ジャケットタンク&スパークリング用耐圧タンク

 ステンレス製のジャケットタンクで温度管理しながら熟成させます。この時の温度により、ワインの出来が左右されるので、とても重要な工程になります。その横の機械は、スパークリングワインを作成する際に炭酸を入れる機械です。

樽貯蔵室

 熟成させるのは、ステンレス製のタンク、もしくはこちらの樽で行います。樽で熟成している間に、ワインに樽の香りがつきます。白ワインは2~4ヶ月、赤ワインは4ヶ月から2年熟成です。何れにしましても、熟成後は赤・白ともにろ過されます。

詰め室

 この日は作業されてなかったですが、こちらで瓶詰めとラベルのシールが貼られます。

(工程は早口でお話しされたのでしっかり理解できているのか不明ですが、確かこんな感じだった・・・(^-^; )

 そしてホテルに戻り、いよいよ試飲タイムです。

試飲タイム

 十数種類のワインの特長が書かれたものを準備してもらっていて、これを見るだけでワクワクです(^^♪ ワイングラスに少しずつ、全種類試飲させてもらいました。赤白の違いやスパークリングの違いは明白ですが、樽で熟成されたものは飲む前から既に樽の香りがし、口の中にも樽の香りがふわ~っと広がりました(*^▽^*)。どれも結構すっきりとした辛口が多かったですね。わかったような、わからなかったような、最後はどれがどれだかわからない状態になってしまいましたが(^-^;、一つ言えることは、樽で熟成されたワインは、しっかりと樽の香りがワインにしみ込んでいたということ。あ~、これぞワインだ~って感じですね。

 ここまでで約1時間のワイナリーツアー、試飲もいっぱいできて、興味深い話も聞け、また一つワインの知識が増えましたヽ(^o^)丿やっぱりワイナリー見学は楽しいですね(*^▽^*)

 さて、今夜は腕を振るって作られるシェフのディナーをどのワインでいただこうかな。そんな風に思いながら、お部屋で楽しみにディナーを待ちました♪♪ (つづく)

 

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