タビジョのゆかいな放浪記

日本や世界の街々を巡った放浪記を綴ります♪

【岩手・盛岡旅行記】レトロな雰囲気が残る城下町盛岡を街歩き~紺屋町界隈編♪

【岩手・盛岡旅行記】レトロな雰囲気が残る城下町盛岡を街歩き~紺屋町界隈編♪

 あのニューヨーク・タイムスで発表された「今年行くべき旅行先」の第2位に選ばれた「盛岡市。その理由の一つにあった「大正時代に建てられた西洋と東洋の建築美が融合した建造物」。丸一日かけて風情ある街並みを堪能です。
 盛岡市内は「でんでんむし」という、盛岡駅を起終点とするバスが走っていました。市内をサークル(循環式1周5.7Km、所要時間約35分)しており、「右まわり」と「左まわり」しているものがそれぞれ一周しているので、土地勘ない旅行者にとってもとても便利な交通手段です。おまけに運賃はどこから乗っても、また降りても1乗車一律120円(こども60円)。わかりやすいし、良心的なお値段ですよね~(*^-^*)

 さて最初に目指したのは、明治の西洋建築を今に伝えるレトロな街の象徴岩手銀行赤レンガ館」

 何か見たことあると思いませんか?今までのブログでも出てきた「東京駅」に似ていませんか?なんと設計者が同じだそうです。そしてホテルオークラ JRハウステンボスにも似ていますよね。こちらのホテルの設計者は存じ上げませんが、東京駅を模して建てられたそうですから、これらが似ていることは当然ですよね( *´艸`)

 ここは明治44年に建てられ、当時は「盛岡銀行の本店」であったものが、昭和初期に岩手銀行の本店」として引き継がれた建物です。そして平成24年に銀行としての営業を終了し公開施設となったようで、現在は国指定重要文化財となっています。明治から大正~昭和を経て平成から令和へと時代の変遷を見守ってきた建物ですね。因みに現在の盛岡銀行の本店はこの建物の横にありました。そちらは現代風の銀行という感じでした(*^^*)
 中に入ってみると銀行の窓口、支配人室等もあり、今なおこのようなレトロな雰囲気がそのまま残っており、その時代が蘇ってくる感じがしました。

 次に向かったのは、「もりおか啄木・賢治青春館」。こちらの建物は明治43年に竣工した「旧第九十銀行」で、こちらも国の重要文化財に指定されています。現在は青春時代をここ盛岡で過ごした石川啄木宮沢賢治の作品や直筆の手紙などが展示されていました。

 中には喫茶コーナーもありました。天井には旧第九十銀行の社章も!

 そして次に訪れたのはこちら「旧盛岡貯蓄銀行(現盛岡信用金庫本店)」昭和2年に竣工され盛岡市の景観重要建造物となっており、現在も銀行として営業されています。残念ながらこの日はお休みの日で外観だけの拝見。中はステンドグラスがあるみたいですよ。 6本の太い円柱が神殿のようで、思わずローマの神殿「パンテオンを思い出しました。今もなお街に溶け込んで盛岡市の皆さんが利用されていること、感慨深いですね。

 盛岡信用金庫を背に歩いて行くと、またもや懐かしさが残る建物発見!それもそのはず、こちらも盛岡市の景観重要建造物だそうです。こちらは「ござ九・森九商店」で江戸時代から続く商家とのこと。中もちょっと懐かしい建物で、取り扱っておられる日用品等の雑貨もホウキや熊手、竹籠などの竹細工や藁草履も売っていました。何だかタイムスリップしたような感覚でした。

 そしてこのお店から、またまた興味深い建物が見え、必然的にその建物に吸い込まれるように向かいました。こちらは「紺屋町番屋」明治24年に建てられた建物を大正2年に改築されたもので、こちらも盛岡市の景観重要建造物になっています。煙突のような望楼と赤い屋根、淡い青?グレーの外壁と白い窓枠が何ともレトロ且つ洋風を醸し出していて、懐かしさのような感じを受けました。このようにこの辺りは、少し歩けば次々とレトロな建物が出てきます。令和の時代でも見れる貴重な明治の建物ですね(*^^*) 1階はカフェになっていたり、手作りの雑貨だとかシュタイフまで売っていました。

 見どころがこじんまりとまとまっていて、観光しやすいですね。いい散策になりました。色々な建物が壊されその時代のものに建て直されると、このような建物は写真でしか見られなくなってしまいます。これからも大切に残していってもらいたいですね(*^^*)

 次は「城下町盛岡を街歩き~材木町界隈編」をお楽しみに~(*^^*)

 

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