タビジョのゆかいな放浪記

日本や世界の街々を巡った放浪記を綴ります♪

【ウラ出張の楽しみ方 / 金沢】城下町の風情が残る「ひがし茶屋街」をぶらりと散策~♪

【ウラ出張の楽しみ方 / 金沢】城下町の風情が残る「ひがし茶屋街」をぶらりと散策~♪

 金沢出張の翌日は休みをとって金沢観光をしました。そして金沢を代表する観光地のひとつ、「ひひし茶屋街」へ行ってきました(^^♪

 金沢駅から「城下まち金沢周遊バス」に乗りやってきましたが、平日の午前中とあり人は少なかったので、ゆっくりのんびり散策出来そうです。

 ここは江戸時代にタイムスリップしたかのように、石畳の、そして歴史的建造物の町家が並んだ街並みとなっていました。日本のあちこちで近代化が進み、このような街並みが残っていることは後世に伝えていく姿として貴重なものだと思っているので、懐かしさと共にちょっと嬉しい気持ちもあります(*^-^*)

 そしてこの懐かしい街並みが残せていることには、実は理由があるのです。

 ひとつは戦禍を免れたこと、そしてもう一つはこの看板にも書いていますが、ひがし茶屋町界隈がある東地区が伝統的建造物群保存地区に指定されているからです。文化庁のサイトによると「昭和50年の文化財保護法の改正によって伝統的建造物群保存地区の制度が発足し,城下町,宿場町,門前町など全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存が図られるようになりました。」とのこと。これによって、ここ、ひがし茶屋街も保存されているということなんですよね(*^-^*)

 また、どのようにして伝統的建造物群保存地区として決定するのか・・・なんですが、市町村が決定し,国は市町村からの申出を受けて,我が国にとって価値が高いと判断したものを選定するという名誉あるべき称号なんですよ(*^-^*)

 では、日本で今どれくらいあるのかというところを調べてみました。令和5年12月15日現在,重要伝統的建造物群保存地区105市町村で127地区あるようです。このような制度がある限り、古い町並みも残していけるんだなぁと思うとホッとしますね(*^-^*)

 ここまでを頭に入れてもらって、いよいよ散策になりま~す(*^-^*)

 ひがし茶屋街と言いますが、「茶屋街」とは、お座敷に芸妓を呼んで歌や踊りなどの芸を鑑賞したり、飲食をしたりする江戸時代の社交場のことを指します。江戸末期、ひがし茶屋街には120軒ほどのお茶屋があったそうですが、時代とともに次々に廃業し、その後は和菓子屋さんやカフェなどに生まれ変わって、伝統的な景観を残したまま再び活気が戻ったのが今のひがし茶屋街となっています。

 先ほども述べましたが、この日は平日の午前中で観光客は少なく、この情緒を楽しみながら散策をし始めましたが、夜になると三味線や太鼓の音が聞こえ、まったく違った表情になるようですよ。次は夜に来てみたいな。。

 街あるきをしながら、建物が気になりました。お茶屋の建築の特長を調べると、1階より2階部分が高く作られているんですって。この理由は、2階が客間だからだそうです。

 また、格子の主張に嫌でも気付きます( *´艸`) お茶屋の建築の特長には、この格子もあげられます。単に格子があることが特徴と言えばそうではあるんですが、これにも理由があるのです。このひとつひとつの格子の断面が台形になっていて、外側を太くすることで、外からは見えにくく目隠しになるそうです。また逆に内側は細くして中から見えやすくしているんですって。なるほど考えられているな~(*^-^*)

 メイン通りから横を見たこのような小さな路地をのぞき込むと、ここでも格子戸のある町家が連なっていました。

 そんなこんなでうろうろ散策していいるうちに、小腹が空いてきました。最初に目👀を付けておいた、たい焼きならぬ「ひゃくまん焼き」を食べにやってきました( *´艸`) お店の名前は多華味屋 TAKAMIYAさんです。

 暫く金沢に来ていなかったうちに、石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」というものが存在していました(^-^; 金沢駅で撮ったものですが、金沢で一日に何回も見かけました(^-^; 最初は、ちょび髭をつけたダルマ?なんじゃこれ?だったのですが、毎日見ているうちに愛くるしくなってくるのは、どこの街に行ってもいつもそうなのです( *´艸`)

 さて、このひゃくまんさんが形取られたひゃくまん焼き、外からガラス越しに焼かれているところが見えました。当然ですが、ちゃんとひゃくまんさんの形の「ひゃくまんさん焼き器」があるんですね( *´艸`)

 定番のあんこ(220円)やカスタード(240円)の他にも、季節限定のモノもありましたが、ここはやはりあんこで! 出来上がり後は、お店の中に飾ってあったひゃくまんさんと一緒に記念撮影( *´艸`)

 中にはあんこがたっぷり入っていて、食べ応えがあって美味しかったです~(*^-^*)
 ということで、ひがし茶屋街に食べ歩きで楽しみに行かれる方も多いと思いますが、どうしてこのような街が残っているのか、そして建物の特長を少し頭に入れていかれるともっと楽しい散策になりますよ~(*^-^*)

最近ランキングが落ちてきています(;´Д`) クリックをお願い致しますm(__)m
   👇      👇
 にほんブログ村 旅行ブログへ
国内ランキング        にほんブログ村