【北海道 / 富良野】富良野の夏の風物詩、ラベンダーの季節がやってきました♪
先週、北海道に行ってきました。2，3年に1度、やっぱりこの時期に富良野が行きたくなります。そう、富良野ではラベンダーが真っ盛りなのです。
今年は梅雨のない北海道で大雨に遭いました。まさしく梅雨の晴れ間の関西から飛行機に乗り、着いたら梅雨のない北海道で雨。何とも皮肉な感じです(>_<)
札幌に前泊し、レンタカーで富良野に向かいました。雨雲レーダーを見ながら、一瞬の雨が止んだ時に、急いでファーム富田に向かいました。
この時期、車から降りるとラベンダーの香りが漂っているんですよね～(*^-^*) そして目の前にはラベンダー畑。何度行ってもまた行きたくなるのです。。
さて、ファーム富田と言えばここ！という、虹のように綺麗に見えるこのお花畑です。前回（2年前）も7月入ってすぐに来ましたが、お花がまだ開花しておらず、虹のようには見えませんでした。園内はラベンダーは咲いていますが、お花の満開を見るにはもう少し時期が遅い方がいいでしょうね。
それでも手前のお花畑と相まって、綺麗なラインでお花が咲いていました(*^-^*)
また、他にもこのように色とりどりのお花畑はあります。百合の種類がまだ蕾だったので、これらが咲き誇ったら完璧ですね！
このラベンダー、近づいてみると蜂がいてビックリ(@_@) でも、蜂はラベンダーの蜜に夢中のようでした(*^-^*)
さて、先ほどからラベンダー、ラベンダーと言っていますが、せっかくですので、少しラベンダーについて知識を深めましょう！！
ラベンダーはシソ科のハーブで、花言葉は「沈黙」「清潔」「あなたを待っています」などがあります。綺麗な紫色をしていて、心地よい香りが特徴であるのは皆さんもよくご存じだと思います。高温多湿に弱く寒さには強いので、北海道でラベンダーが盛んなのも納得がいきますよね。
こちらファーム富田では数種類のラベンダーが植えられていました。
◎ラベンダー濃紫早咲（6月下旬～7月中旬）
名前にあるように開花が早く濃い紫色のラベンダー。蕾の頃から濃紫なので、早くから目を楽しませてくれます。
◎ラベンダーようてい（7月上旬～7月下旬）
早咲きの品種で、北海道の羊蹄山（ようていざん）近郊で栽培されたことからこの名が付けられました。蕾の時は赤みを帯びていますが、花は濃紫色です。香りは爽やかさの中に奥ゆかしい深みを感じさせ、化粧品香料に向いています。
◎ラベンダーはなもいわ（7月中旬～7月下旬）
蕾の時には白っぽい淡緑色。開花すると薄い紫で遠くから見ると白っぽく見えます。香りはもっとも爽やかな感じを持ち、オイルの収率もよく、化粧品香料のなかでもシャンプー、石鹸に向いています。また丸みをもった花粒を乾燥させたハーブティーにもおすすめ。
◎ラベンダーおかむらさき（7月中旬～8月上旬）
富良野でもっとも作付け面積が大きく、濃紫早咲と比べると色はやや薄め。富良野のラベンダーの中では代表的な品種です。香りは典型的なラベンダーの爽やかさを持っており、化粧品香料として使われるほか、ドライフラワー、ポプリなどにも向いています。
これら4種は同じラベンダーでもこれだけの違う特徴があり、それぞれその特徴に合わせた使い方をされているんですね。また咲く時期が少しずつずれています。「濃紫早咲」がいち早く色づき、そして「ようてい」、「おかむらさき」、最後に薄い紫の「はなもいわ」が咲き、ラベンダー畑は実は少しずつ変化していっているのです。このように少しずつ開花時期が違うことで、ここ富良野で夏の間絶えずラベンダー畑が見られるのです♪
またファーム富田では、ラバンジン（7月下旬～8月中旬）も栽培されていました。こちらラベンダーではないのですが、同じように紫の花が咲くので私はラベンダーだと勘違いしていました。ラバンジンはすっきりとシャープな香りが特徴です。両者精油にありますが、ラベンダーは安眠やリラックスといった目的で使用することが多く夜の睡眠時にはラベンダーを、そして日中の活動的な時間帯にはラバンジンを使用するなど使い分けるといいようですよ！
さて、お勉強のあとは休憩タイム(*^-^*) やはりここに来たら食べてみたくなるものがあります。ラベンダーソフトクリーム（カップ350円/コーン400円）。バニラ、チョコ、メロンなどなど色々な種類があってもラベンダーはここだけ（のはず）なので、来ると必ず食べている気がします( *´艸｀)
8月に入るとファームによってはすぐにラベンダーは刈り取りが始まります。7月中にラベンダー畑に行くのがおすすめですよ！(*^-^*)
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