タビジョのゆかいな放浪記

日本や世界の街々を巡った放浪記を綴ります♪

【名古屋】天守閣の中は入れなくても、見どころ満載の名古屋城~豪華絢爛の本丸御殿編♪

【名古屋】天守閣の中は入れなくても、見どころ満載の名古屋城~豪華絢爛の本丸御殿編♪

 公私ともに忙しかった怒涛の6月が終わり、7月になりました。この本丸御殿のブログがあげられてないことが気がかりでしたが、この間にも沢山の方に見に来ていただけていたようで、これを励みにまた時間を見つけ綴っていきたいと思います。

 前回は名古屋城天守閣周り編をアップしましたが、ほぼ1カ月前になるんですね(^-^; まだの方はこちらからどうぞ。

 名古屋城天守閣周りはボランティアガイドさんから沢山のことを教えていただきましたが、本丸御殿は自分達だけでの見学となりました。

 天守閣に入ることが出来なくなった今、ハイライトは絢爛豪華な「本丸御殿」となるのではないでしょうか。

 本丸御殿は尾張藩主の住まいや政庁として建てられた後に、将軍専用の宿泊所とされていた建物でしたが、残念ながら戦災により焼失してしまいました。保存されていた戦前の資料を元に忠実に復元され、約10年の歳月をかけ2018年にお披露目されました。

 まだ完璧に復元されていないところがあり、襖が金色のところはこれからだとガイドさんが仰っていました。そんなところを注目しつつ、また玄関から奥に行くにつれ、格上の部屋となり豪華になっていくところにも注目だということを頭に、入場しました(*^-^*)

 まずはその「玄関」から。上の写真の右側の部分が玄関になります。ただし、見学はここから入れません。。

 これは玄関から見える、狩野派の絵師が描いたと言われる「竹林豹虎図(ちくりんひょうこず)」です。ここにこれが描かれているのには、訳があります。猛獣の姿で将軍の強さを示すことで、訪れた人に威圧感を与える目的があったそうですよ(*^-^*)

 玄関から大廊下を挟み奥へ進むと、藩主が正式な謁見に用いられた広場、「表書院」が現れます。

 こちらの部屋の一番奥が「上段之間」と言って徳川義直が着座した部屋です。真横(左側)から上段之間を見るとこんな感じです。

 こちらの左側に先ほどの上の写真の松の木が描かれています。それにしても豪華な襖なこと( *´艸`)

 続いて「上洛殿」です。これはその廊下になりますが、廊下も豪華!!!

 もう豪華絢爛すぎて一般庶民には、もはや落ち着かない(^-^; 廊下の襖、金ですよ~。そして奥に見えてきたのが、最も格が高い「上洛殿」にのみ設えられた彫刻の欄間となります。欄間だけのアップをどうぞ!!!

 こちらの欄間は花鳥風月をあしらっている彫刻となりますが、表と裏で絵が違いました。。こんな色とりどりの欄間って(@_@) 

 そもそも「上洛殿」は三代将軍家光の上洛にあわせて、途中で名古屋城に宿泊するために増築された部屋なのです。ですので、本丸御殿の中でも特に豪華絢爛に作られています。これ以上のものはなく、全ての技術が備わった最上級ですよね。。(*^-^*)

 またこちらも真横(左側)から見るとこんな感じですが、こちら左が上段之間、右が一之間の2枚の写真を繋げています。撮影の角度が違うのに、無理やりくっつけてるので少々歪みが・・・(^-^;

 とにかく、天井にしろ襖絵にしろ彫刻の欄間にしろ、そして装飾金具までもが、ほんと凄いですよね~(*^-^*)

 ということで、ちょっと将軍様になった気分で「上洛殿」を堪能して、順路通り進んで、「梅の間」に来ました。

 ここは将軍をもてなすために任じられた家臣の控えの間となります。「上洛殿」を見た後だけに、みなさんなぁ~んだって感じで素通りされる方が多かったですが、頭の中をリセットして見ると、ここも凄くないですか??我が家はこんなにキンピカじゃないですからね( *´艸`) ちょっと可哀想な間になっていました(^-^; その他この先には、台所もありました。

 さて、こうやって一通りのお部屋を見学したわけですが、見終わった感想が「豪華絢爛だった」、「キンキラだった」だけで帰ってもらいたくないので、少し見どころをおさらいしておきます。という私も、それほど詳しいわけではないですが(^-^;

 最初に述べましたが、奥の部屋に行くほど格式があがっていくので豪華なお部屋になっていきます。そこで一つ目、天井に注目!!!

 似ているようなものもありますが、これだけ天井に違いがありました。

 また、こちらは「釘隠し」ですが、これもまた奥の部屋に行くほど、というか結局のところ「上洛殿」が凄かったわけですが、全然違いますよね~(^-^;

 

 これだけの違いを見届けてきてください~。

 そして本丸御殿出口近くにあったもの。この木は天守閣の復元に使用する予定の松材根本の輪切り材だそうです。とっても大きな切株ですが、それもそのはず、樹齢350から400年だそうです(@_@)

 これは岩手県奥州市月山神社保有する境内山林で伐採されたもので、よく見ると何やら書いてあります。「17」と言えばそう、ドジャース大谷翔平選手のサイン。彼は岩手県奥州市出身ですよね。ということで、サインをいただきましたと書かれていました。2023年3月4日ということで、割と最近ですね。厳密に言えば、まだこの時は・・・エンジェルスの大谷翔平選手と紹介すべきだったでしょうか( *´艸`) そう言えば春先に行った小倉城でも大谷選手にちなんだものが飾ってありましたよね。気になる方は見に行ってみて下さい。

 大谷選手のサイン、いや、復元予定の松材根本の輪切り材の横には、天守閣の復元の募金箱が。。この場に相応しい豪華絢爛な募金箱で募金も弾みたくなりました( *´艸`)

 ということで、天守閣に入れなくても楽しめる名古屋城へ、是非行ってみて下さい~!!!

最近ランキングが落ちてきています(;´Д`) クリックをお願い致しますm(__)m
   👇      👇
 にほんブログ村 旅行ブログへ
国内ランキング        にほんブログ村