タビジョのゆかいな放浪記

日本や世界の街々を巡った放浪記を綴ります♪

【青森3大ねぶた祭り観覧レポート】弘前ねぷたまつりの魅力★初観覧レポート(8/3)~いよいよ本日7日はフィナーレ~

【青森3大ねぶた祭り観覧レポート】弘前ねぷたまつりの魅力★初観覧レポート(8/3)~いよいよ本日7日はフィナーレ~

 青森までねぶたの観覧に行き、楽しんで満足して帰ってきました(*^-^*) 青森のねぶたには3種類ありますがご存知ですか?
ねぶた祭り青森市 他
ねぷた祭り:弘前市 他
立佞武多祭り:五所川原市
 今回はこの3都市に行ってねぶた(ねぷた)を観覧してきましたので、それぞれのレポートとそれらの違いについて綴ります(*^^)v

 今日は、本日がフィナーレを迎える弘前市弘前ねぷたまつりです。暑さの厳しい夏の繁忙期に農作業中の睡魔を追い払う為、村中一団となって災いや邪悪を水に流して村の外に追い出すという農民行事から生まれたそうです。こちらも青森のねぶた祭と同様、国の重要無形民俗文化財となっています。お気付きでしょうか?青森ねぶたに対して弘前ねぷたです。これは方言での違いだそうです。

 こちらのお祭りは8月1日(木)~8月7日(水)まで開催されていますが、私は3日目の8/3に行ってきました(*^-^*) 開催中は日によってコースが変わるのも特徴の一つではないでしょうか。

■8月1日~4日 : 土手町コース PM 7:00~
■8月5日~6日 : 駅前コース  PM 7:00~
■8月7日 : 土手町(午前)コース   AM10:00~

 当日青森から電車で弘前にやってきました。駅の観光案内所で当日券の観覧自由席(2000円)がスタート地点で16時から販売すると聞き、その時間に合わせて行きました。なんと1番目(*^^)v そして更に、当日解放された指定席(3000円)があるので、そちらも購入可能とのことで、指定席を購入しました。ラッキー(*^-^*)

 市役所関連の方々のお席が解放されたようで、Fブロックで審査席前、そしてアナウンスの横という絶好の場所(*^^)v 実は弘前市長さんが前にいらっしゃったということでもお分かりいただけるかと思いますが、本当にいい席でした。有料観覧席にはうちわとりんごジュースと弘前市のガイドブックがお土産としていただけました。

公式サイトより

 弘前駅に着いた際にちょうどねぷたがスタート地点に向かうところでした。こちらのねぷたの大きさは不明ですが、最大9メートルもの大型ねぷたもあるようです。このように格納しておくところも大きいものが必要なんですね。そしてよく見ると、扇の上の部分は折り畳んで小さくしてありました。

 街中でもスタート地点に向かうねぷたに沢山出会いました。それが・・・こんな風に運ばれていたんです( *´艸`)

 トラックやショベルカーにけん引されていたり、トラックに乗せられているものもありました。面白いですよね( *´艸`)

 さて、せっかくなんでスタート前にあるイベントから見ようと、早めに席に着きました。この日のスケジュールは。。。

2024年8月4日(日)
津軽情っ張り大太鼓模範演技  (18:15~18:25)
津軽情っ張り大太鼓試し打ち体験(18:25~18:50)
弘前ねぷたまつり出陣式    (18:50~19:00)

 ということで、大きな大きな津軽情っ張り大太鼓を目の前で観ました。直径3.3m、胴長3.6mもあるそうです(*^-^*)

 試し打ち体験では老若男女沢山の方が笛の音に合わせて叩いてらっしゃいました。このあと出陣式を目の前で観て、8/3の弘前ねぷたまつりが始まりました。

 子供達のねぷたは金魚をモチーフにしたものが多く、とっても可愛いかったです。各団体ごとに色々な趣向を凝らしたねぷたで、とても見応えもありました(*^-^*) 練り歩くだけではなく、太鼓をたたいたり、笛を吹いたり、カネを叩いたり、将来がとっても楽しみな弘前チルドレンですね(*^-^*)

 そして練り歩き中の小学生低学年くらいの女の子から、こんな素敵なプレゼントをもらうことが出来ました。鞄につけていたので少し潰れてしまいましたが、折り紙で作った金魚ちゃんです。

 一方大人のねぶたですが、青森のねぶたは立体型であったのに対し、弘前ねぷたは扇形(扇ねぷた)の山車灯篭が特徴です。またこのねぷたに描かれている絵柄ですが、前方の面を鏡絵といい、三国志水滸伝を題材にしたものが描かれています。1,2日に審査が行われ、私達が観覧した3日は受賞したねぷたには各賞がわかるように札?が貼られていました。

 後方にあたる見送り面には美しい女性が描かれるのが一般的となっているようです。

 そして弘前ねぷたの特徴でもある、大きな太鼓、笛やカネのお囃子がねぷたに続いて「ヤーヤドー」の掛け声とともに練り歩きます。

 弘前ねぷたの特徴の一つに太鼓が大きいというのがありますが、どの団体のも大きくて、太鼓をたたくパフォーマンスにも注目していました(*^-^*)

 そんな弘前ねぷたの特徴を頭に入れ、沢山のねぷたを撮ってきたものをご覧ください。

 どれも立派なねぷたで迫力満点でした(*^-^*) この前方の面の鏡絵については、首が切られていたり刺されていたり、怖い顔していたりしているものが多かったのが印象的でした。また何故三国志水滸伝といった中国のものが題材なのかわからないまま帰ってきました。。

 さて、この大きなねぷたが街中を練り歩くのですが、街中ですのでもちろん電線があります。弘前ねぷたは最大9メートル超、重量何トンもある大型ねぷたもあります。電線や看板をどうしてかわすのだろうと興味津々で観ていました。これには2パターンありました。

 ひとつめは扇の部分が折り畳まれて背を低くして電線をくぐるパターン。これは格納する際にもみられましたよね。

 次に、上下に縮小するパターン。まずは❶の部分が縮みます。次に❷の部分ですが、傘が反対向いているようなところ(正式名称不明(^-^;  )に上の扇部分が下がりすっぽりと納まりました。これは凄い技術だなぁと思いました(*^-^*)

 その様子のコマ送り写真をご覧ください。上段写真左から右、下段写真にうつり左から右に段々背丈が小さくなっていっているのわかりますか?

 さて、ねぷたくるくると回転させて見せてくれる団体もありました。引き回される豪快な動きが伝わりますか?写真は小さいですが、大きいねぷたですので迫力がありました(*^-^*)

 ひとつの団体で小さなものから順々に大きなねぷたになって連なっているものもありました。

 また、青森ねぶたと似ている人形型のねぷた弘前では組ねぷたと呼ばれる)もあり、扇型のものがほとんどでしたのでここでは珍しかったです。

 もともとは弘前も人形型が一般的だったようですが、明治以降に扇型が主流になったという歴史があるようですよ。

 青森ねぶたもそうでしたが、ここでもねぷたは台車に曳かれているものがほとんどの中、担いでいる団体もありました。こちらは特に力強さも感じられ、夏のお祭感と迫力が半端なかったです。「ヤーヤドー」「ヤーヤドー」

 また珍しいものとして、本当の蝋燭が灯されているねぷたもありました。他のねぷたと違って明かりがとても柔らかく、蠟燭の火が揺らいでいるのが観ていてはっきりわかりました。

 青森ねぶた祭りでは開始時と終了時は花火の音で知りましたが、弘前では「本日終了」というねぷた?でもって終わりを告げていました(^-^;

 こうしてこの日は47団体のねぷたを観覧しました。青森ねぶた祭では企業の団体が多かったのですが、ここ弘前ねぷたでは地元のグループによるねぷたが多く、地元のお祭りという雰囲気を強く感じました。

 本日8/7の午前の土手町コースは終了していますが、この後岩木川沿いの土手を十数台の本ねぷたが運行するねぷた流し」や、ねぷたを炎で清めるねぷたおくり」が17時から20時半まで行われる予定です。これも観たかったなぁ。。まだ間に合う人は是非!!!

 青森ねぶた祭はあまりに有名ではありますが、弘前ねぷたまつりはそれに引けを取らない素晴らしいお祭りでした。青森駅からJR電車で1時間弱、510円で行くことが出来ます。是非弘前ねぷたも観覧して欲しいと思います。このブログを観て、1人でも多くの方が行きたいと思っていただけたら幸いです。

 次回は五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)のレポートを綴る予定です。

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