【宮城・仙台】東北の夏の風物詩「仙台七夕まつり」に酔いしれた旅♪

【宮城・仙台】東北の夏の風物詩「仙台七夕まつり」に酔いしれた旅♪

　先週七夕まつりを楽しむため、仙台に入りました。今年になってというか、この半年で4回目の仙台となります(^-^;　3回目までに思ったのが、せっかくだから次は七夕まつりの時期に行きたいと思い計画しました(*^^)v

　そもそも七夕ってこっち（関西）では7月7日。なのに8月に七夕ってなんで？って思っていました。以前は私達と同じ旧暦の7月7日辺りに行っていたということを和歌で謳われていたことから証明されているようですが、昭和に入り新暦日付の8月6日、7日、8日の3日間に行うこととなったそうです。途中戦争によりほとんど飾られることが無くなった七夕飾りも、戦後また復活して今に至るようです。途絶えなくて良かったですよね。

　さて今年4度目の慣れた仙台駅ですが、いつもと雰囲気が違っていました。七夕まつりの前日に到着しましたが、既に駅でもお祭りムードとなっており、何だかそわそわした感じがしました(*^-^*)　

　前夜祭となるこの日（8/5）の夜、16000発の花火と共に幕開けしました。

　前日のアーケードの様子です。準備が進められていましたが、今まで写真で観ていた七夕飾りはまだありません。花火鑑賞後にも通りましたが、２つほどしか飾られていなくて、一体いつ飾りつけされたのか不明。。ですが、いよいよ始まる感じ(*^-^*)

　街中で所謂私達がよく目にする七夕飾りと同じようなものも見られましたし、通りかかった保育園から七夕の歌が聞こえてきたのには違和感(^-^;　仙台の人は8月が私達と同じ七夕の感覚なんだ(^-^;

　さて翌朝、いつもの朝市を通りがかると、朝市でも七夕飾りされていました。いつも賑やかな朝市が更に賑やかな感じ( *´艸｀)

　そして昨日まで飾られていなかった七夕飾りを見ると、おぉ～～～＼(^o^)／ってなりました(*^-^*)　向こうが見えないくらい、続いています。　基本各店舗の前に、それぞれのお店の七夕飾りが垂れている感じでした。

　そしてそれとは別に、お店の入り口やお店の中にも小さな七夕飾りをされているところがありました。可愛いですよね～(*^-^*)　中には何のお店かわかるような飾りつけをされていたり、いろいろ工夫されていて見ていて退屈しません(*^-^*)

　これらの飾りつけですから、当然同じように見て歩く人が多数おられました。将棋倒し等ならないよう、右側通行でという案内もありました。見ながら歩く感じですので、身動きとれないってことはありませんでしたが、人でごった返すとはこの事かというくらいの人・人・人でした。

　3日間飾りつけされているので、当然夜もそのまま飾られているという事、そして必然的に夜は人が減るということで、夜に訪れてみました。これは23時頃ですが、人が少なくゆっくり飾りつけを見ることが出来ました(*^^)v　そして夜はこのように飾り付けが両サイドにあげられていたりして、より遠くまで飾りが続いていることも実感できました(*^-^*)

　するとお昼にはなかなか気付くことが出来なかった、プレートが目につきました。これは各商店街毎に飾り付けの審査が行われ、金、銀、銅の各賞が決められるのです。さすがに賞を取られた飾りは凝ったモノや工夫されたものが多く、そのような目で見るとそれぞれの店舗の飾りつけに、気持ちの入り方の温度差を感じてしまいました( *´艸｀)

　さて、この「優秀賞」の飾りを見てもらったら、そのプレート付近に何やらいろいろと小物が吊るされているのに気付きますよね。これは「七つ飾り」といわれる7つの小物たちです。吹き流しと言われる七夕のメインの飾りの先の笹の葉の部分、あるいは竹竿の根元に当たる手元の部分に飾られているのが多かったですね。このようにして七つ飾りを見比べるのも、とても興味深かったです(*^-^*)

　この7つ飾りは
短冊：学問や書道の上達
紙衣：病気や災難の厄除け、裁縫の上達
折鶴：家内安全と健康長寿
巾着：商売繁盛
投網：豊漁・豊作
屑篭：清潔と倹約
吹き流し：織姫の織糸
という意味が込められているようです。
　私達のところでは、短冊には願い事を書く、そしてこちらでいう投網は同じ作り方だと思いますが、天の川だと聞かされて作っていました。七夕飾りってこれくらいしか飾らないですが、それでも短冊や天の川が色とりどりで綺麗って思って見ていたのは何だったんだ(^-^;　というほどに、仙台の七夕まつりは飾りもですが、街全体の盛り上がりも含めて盛大なお祭りでした。日本の伝統的なお祭り、いつまでも残していってもらいたいですね。