その１） ドイツのビール祭り『オクトーバーフェスト』へ行こう♪
ミュンヘンで行われる秋の一大イベントと言えば、毎年600万人以上が参加すると言われる世界最大規模のビール祭り、『オクトーバーフェスト（Oktoberfest)』。ミュンヘン中央駅からすぐ近くのTheresienwiese(テレージエンヴィーゼ)という広場で毎年9月の中旬から10月の初旬まで開催されます!!（2018年は9月22日(土) 12:00 〜10月7日(火) 23:30）
このオクトーバーフェストは巨大なビアテントとアトラクションなどの遊園地までもが建設されており、期間中は海外からの観光客も多く訪れ賑わいをみせます。ビアテント内は大きな荷物の持ち込みは禁止されているので、中央駅のコインロッカー等に預けていきましょう。
オクトーバーフェストでビアテントを構えることができるのは 地元ミュンヘンにある6大ブリュワリー(醸造所)のみで、日本でも目にすることもあるホフブロイ（Hofbräu）、レーヴェンブロイ（Löwenbräu）、シュパーテン（Spaten）、アウグスティナー（Augustiner）、パウラナー（Paulaner）、ハッカープショール （Hacker-Pschorr）。期間中のビールの消費量はなんと700万リットル！！
またここで提供されるビールのアルコール度数は6％前後と少し高めなので、飲み過ぎに注意です。尚、ビールが苦手な人も大丈夫！炭酸入りリンゴジュースApfelsaftschorle（アプフェルザフトショーレ）やアルコールフリービールなども提供されています。
では私達が訪れた際のオクトーバーフェストの様子をお届けします♪
まず1万人収容できるというビアテント「ホフブロイ」に入りました。中に入るとめっちゃ広いっ!!どのビアテントでも中央付近にステージがあり、バンドが盛り上げてくれます。この時もドイツの有名な乾杯の歌である♪アイン プロージット、アイン プロージット♪の音楽とともに、ジョッキ片手にみんな陽気に大声で歌っていました。
テーブルは空いているところに相席し、隣に座っていたベルギーのゲント出身の方とProst!（プロ―スト） と乾杯しました。私達はベルギーに行ったことがあるけど、ゲントには行ったことない、ゲントってどんなところ？など、ソーセージやポテトを食べながら話し、楽しい時間を過ごしました。ここでは国籍も関係ありません。
そしてオクトーバーフェストでのビールのサイズはマスと言われる１リットルのジョッキで、実際手にしたら「めっちゃ重い～！！」ってか、「全部飲み干しても重いやん～！！」しかしウエーターだけでなく、ウエートレスまでもが、そのジョッキを両手にいくつも持っている姿にもびっくりΣ(ﾟДﾟ)！！すっごいな、私にはこの仕事出来ひんわ～( ﾟДﾟ)
私達はその後いくつものビアテントを周ってみました。それそれ飾りつけなど違っていましたが、陽気で踊っている姿はどこも一緒でした。
オクトーバーフェスト会場ではクリスマスマーケットでもおなじみのハート型のカラフルなレープクーヘン（Lebkuchen)も売っていて、首から下げている人がたくさんいます。このレープクーヘンにはドイツ語で"オクトーバーフェスト"や"かわいい" など様々な文字やビールの絵などが書かれています。中には“おばさん”や‘あなたが好き“などという文字もありますので、書かれている意味をお店の人に確認しながら買うのも楽しいですね。因みにこのレープクーヘン、見た目は可愛くってよく買いますが、お味の方は・・・(^-^;
またこの日は、オクトーバーフェストが始まって２日目の日曜日でした。南ドイツの民族衣装をまとった人々のパレードが行われ、様々な民族衣装が見られたり、中には子供もいたりして、とても可愛かったです。
最後に、この時期はミュンヘン市内にかなりの観光客が訪れ、ホテルがいっぱいになります。私達はアウグスブルク（Augsburg）というミュンヘンからICEで約30分のところに宿泊しました。もしミュンヘンでホテルが確保出来なかったり、高くて泊まれないなと思ったら、アウグスブルクで調べてみて下さい。主要路線になりますので、結構電車の本数も多く便利ですよ。
巨大ビアテントで陽気にビールを飲み、屋台で焼き立てのソーセージを食べ、ジェットコースターや観覧車に乗り、大人も子供も想像以上に楽しめると思います。ビールが好きでビール祭りに行くことが目的の人はもちろんのこと、たまたま期間中にミュンヘンに訪れる予定の人も、是非足を運んでもらいたいなと思います。
