タビジョのゆかいな放浪記

日本や世界の街々を巡った放浪記を綴ります♪

【フィンランド ヘルシンキ旅行記】その4 楽しみ方のご紹介~おすすめスポット ファブリックブランド マリメッコ本社に行こう♪ 第4弾 ファクトリーを見学

大胆な柄と色、かつ温かみのあるデザインと質の高さで世界中から愛されているファブリックブランドマリメッコ。その本社がヘルシンキ郊外にあります。

そんなマリメッコの本社にはオフィスのみならずファクトリーショップアウトレット社員食堂ファクトリーまでが併設されているので行ってきました。

 

その4) ファブリックブランド マリメッコ本社に行こう♪

☆第4弾☆ファクトリーを見学

本社にはアウトレットが併設されているのはご存知の方も多いかも知れませんが、なんとファクトリーも併設されています!私もそこは知らなくて、初めて訪れた際はアウトレットで買い物して、同じく併設の社員食堂(maritori)でランチして、大満足で帰りました。それだけでも満足できる、いや満足出来た場所だったんです!

でも今回、滞在中に月に一度の工場見学があることを知り、これは何としてでもぜ~ったい行きたい!!とワクワクして向かいました。

正面玄関から中のショップに入ると、あのマリメッコ柄があっちにもこっちにも。f:id:tabizukigirl:20180712022037j:plain

前回同様テンション上がりまくりで、工場見学のことをしばし忘れる(^-^; 暫くして、日本人の店員さんが声を掛けてくれて、ハッと思い出す。「あの~、今日工場見学がある日みたいですけど、どこで受付するんですか?」いや~、日本語で聞けるなんてありがたい~(*^-^*) そしたらその店員さんは確認に行ってくれ、「もうすぐフィンランド人ツアーの団体が入られるんで、その人達と一緒で大丈夫ですか?フィンランド語になりますが。。。」「えぇぇ~!!!フィ、フィンランド語~?」あかん、何にもわからへんやん~(T_T) けど、入れるだけいいっか!と、申し込みしてもらった。

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時間になり本社正面玄関に向かうと、フィンランド人らしき団体が既に20名ほどおられました。一緒に階段をあがって行くと2階にはギャラリースペースがありました。

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もちろんフィンランド語なんて全くわからないし、ディスプレイされたマリメッコのワンピースなんかを写真に収めてると、あれ?「Do not take pictures!」とか聞こえてきた( ゚Д゚)どうやら何度かフィンランド語で言われてたみたいけど、全く気付かず、そら気付くわけもなく写真を撮ってた(^-^; まだ公開されていない新作だから、撮ってはいけないと。この後の工場見学でも、新作をプリントしているから写真はダメですと言うことでした~。はい、わかりました。。

 

さて、工場へと向かいます。長い廊下をフィンランド人団体に混ざって進む。廊下の左側は背の高い真っ白な壁、その右側には4~5人ずつ入れる6畳くらいの小さな部屋がずっと連なっていました。この白い壁には上の方から何枚ものマリメッコのファブリックが、工場へと続くオフィス内をタペストリーのごとく吊り下げられています。

またオフィスになっている部屋は扉が開けっ放しで、窓も透明。中が良く見えるんだけど、部屋やデスク周りにもマリメッコマリメッコしててチラチラ目に入る!もちろん着てる服もみんなマリメッコ。うぉ~、こんな中で仕事とか、羨ましぃ~。これ毎日テンションあがるし、ストレス溜まらんわ~。こんなとこで仕事したいわぁ~。すれ違う人達も、めっちゃ笑顔で微笑んでくれる(*^-^*) そら笑顔にもなるわ~。

 

はい、まだ工場にも入ってません。が、もしここに就職したら・・・なんて妄想までしてしまいます。。妄想もそこそこ、工場に入る扉まできました。いよいよここからが本当のファクトリー見学です。

 

オフィスがファクトリーの横にあったのは、デザイナーとプリントに携わるスタッフが協力して柄を作り上げていくからだそうです。このコラボがアイデアや創造力を生み出し、完璧なものとなっていくんですね。

 

さてマリメッコのプリントは『ローリングスクリー』『フラットベッド』という2つの方法で行われているようで、毎年1000kmものプリントをここで行っているようです。

工場内は天井が高く大きなフロア―でした。これも工程の中でスタッフ同士連携が取りやすくしているからなのでしょうか。

 

ここからは写真が撮れなかったので、絵でご紹介します~(*^-^*)

この機械はロータリープリンティングマシーンと言って、なんと50mから60mくらいの長くて大きな機械です。これぞマリメッコという迫力! 1つの柄につき最大12色のプリントが可能で、コットンやリネンの白い生地に12枚のスクリーンで1色ずつ色を積み重ねていくんですね。だから当然機械は長くなりますよね。。

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プリントは機械に任せっきりかと思いきや、意外にもここではスタッフさんがインクを乗せていました。これ、簡単そうで、まんべんなくインクの量を乗せるの、きっと難しいはず!

このようにしてここでは版画のごとく次々にプリントされていました。

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あれ、このスタッフが着ているのは、マリメッコのボーダー柄のTシャツやん!周りを見渡すと、みんなそう。オフィスで働く人たちと違って、工場で働くスタッフさんはどちらかというと年配の方が多かったんですが、その人達が何気なくこのTシャツを着てるのがカッコイイわ!!

 

さて話を戻しまして、プリントされたものはスチームをあててインクを乾かします。そして洗って乾燥させてロールにしていくという工程になりますが、ロールする前にはデザイン通りに仕上がっているか、プリントミスや汚れなどを人の目で検品もされていました。これだけのブランドなのに、機械任せではなく結構『人』が携わっていて驚きでした。

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工場内ではこのような興味深い工程が見られたり、商品になる前の様々なマリメッコ柄のロールされた生地がたくさん置いてありました。また真剣に見ている私達にスタッフの人はここでも笑顔で微笑んでくれました(*^-^*)

 

マリメッコ本社に行かれる方は、ファクトリーツアーが行われる日をめがけて是非行ってもらいたいと思います!!

ただしファクトリーツアーは月1程度しか行われていませんので、滞在中に行われていない場合は、毎週木曜日に催行されている現地日本語ツアーがおすすめです。

【VELTRA(ベルトラ) 】マリメッコ工場とアウトレット巡りツアー<木曜日/ヘルシンキ発>

 最後に、、、見学中写真が撮れずブログに文字だけでどのように説明しようかと悩んでいた私に、こんなすごい絵を書いてくれた友に感謝です!!こんな上手く書けるなら、マリメッコのデザイナーになれるで~!!(^o^) Kiitos!!!

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