その５） バンコクからのおすすめ日帰りスポット『水上マーケット』に行こう♪
タイのガイドブックの表紙にもなることが多い『水上マーケット』なので、何となくご存知の方も多いかと思います。私も何となくの想像の程度しか知らなかったのですが、タイに住む知人に連れて行ってもらいましたので、その様子をご紹介しま～す♪
私の持っているガイドブックによると、水上マーケットはバンコクから車で40分くらいのところにある「タリンチャン水上マーケット」、バンコクから車で2時間のところにある「アムパワー水上マーケット」、同じく車で2時間の「ダムヌン・サドゥアク水上マーケット」が載ってありますが、今回はバンコクでも特に活気のある「ダムヌン・サドゥアク水上マーケット」に連れて行ってもらいました。
着くとすぐボートに乗ることが出来、乗った瞬間の揺れにドキドキしながら、でも今から始まる水上マーケットにわっくわく(^^♪
早速ボートが動き出しました。私達が乗りこんだボートは、最初はバナナの木やヤシの木が茂るタイっぽい景色の中、モーターがついているのでスイスイ進んでいきました。暫くすると、ぽつぽつとお店が出てきました。
こちらは飲み物屋さん。たくさんのヤシの実が綺麗に並んでします。このココナッツジュース、1日で売れるんだろうか？？それとも飾り？
次に向こうから果物を売っているボートが近づいてきました。結構なお歳のおばあさんだと思うのですが、手漕ぎボートで毎日こうやってお店を出してはるんですね。パワフルだなぁ。
ボートが進んでいくにつれ、連なってお店が出てくるようになりました。
お店の人は頻繁に声を掛けてきます。何売っているのか、ボートをお店に近づけてもらうと、ゾウなどの動物の木彫りとか、バッグ、ランプ、お香、服など、色々なものがありました。見ているだけでも楽しいですね。
暫く進むと、両側にお店が連なったメインストリートならぬ、メインリバー？に突入しました。両側をきょろきょろして間もなく、ボートがピタっと停まる。前にも横にも後ろにもボートだらけ。どうやら渋滞のようです( ﾟДﾟ)
考えてみたらこのリバー、信号もなければ一方通行でもない。何となく暗黙の了解という決まりがあるのかないのか、こっちからあっちに向かうボート、向こうからこっちに向かうボート、その中にはもちろん果物を売るボートや食べ物を売るボートなども混在しています。中には焼きそばを焼いて売っているボートや麺類を作って売っているボートもあって、こんな小さなボート内で、しかも水上で調理するとか、感心するやら笑えるやら。。
この渋滞、ボートが停まっているから、売りやすいし買いやすいってのもあるのかも知れませんが、きっとこの入り乱れようを見る限り、何のルールも無さそうで、自由そのもの(^-^;
この間、運河の両サイドのお店を歩いて楽しむ人だったり、食べている人だったり、ゆっくり人間ウォッチングが出来ました(^-^;
結局ここで30分近く渋滞から抜け出すことが出来ず、少しずつ出来た隙間を少しずつ進み、ようやく渋滞から抜け出すことが出来ました。普段の通勤でこれならイライラして仕方ないだろうけど、これだけ動かなくっても、待たされても、この無茶苦茶なのが何故か笑えます(＾◇＾) そのうち一方通行にしたりだとか、信号が出来たりだとか、左側通行などにしたりするのかな？？それとも何年経ってもこのままなのか、気になるところです(^-^;
渋滞を抜けるとお店はなくなり、水上にある民家がぽつぽつと見えてきました。
洗濯物が干されていたり、植木が植えられていたり、家の中はどんな風になっているのか気になったり。
実際に何か作業をしている方もいたり。
ここに人が住んでいて毎日普通に生活しているんだなぁと思うと、感慨深いものがあります。水上マーケットは今や観光地化されてしまっているけど、ここは本来のタイの生活そのもの。こういう飾られていない水上に住む人達の様子が見られたのも、この水上マーケットに行く価値があったなと思いました。
個人ではなかなか行きにくい水上マーケットですが、ツアーも沢山あるようですので、是非水上マーケットを楽しんでみて下さい！
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