皆さまあけましておめでとうございます。
今日は2019年のお正月ということで、このお正月と旅に絡めて思い起こしてみると、そう言えば２年前の旧正月に香港に行ったなぁということで、今日は香港の『旧正月』の模様をご紹介したいと思います。
その２）アジアで最も華やかな香港のニューイヤーをカウントダウンしに行こう♪
日本では陽暦（新暦）のお正月をお祝いするのが一般的ですが、香港などの中華圏では『春節』と呼ばれ陰暦の正月である旧正月が最も重要とされています。従って新暦の正月に比べこの旧正月を盛大にお祝いします。この旧正月は毎年日にちが変わり、今年2019年でいうと2月5日（火）です。
日本ではすっかりお正月気分が抜けた頃、『春節』を楽しみに香港に向かいました。2年前は『酉年』。
空港に降りるなり、元々派手好きな中国圏らしく、赤や金色が基調の正月飾りがいっぱい。
こちらの正月飾りの「如意吉祥」の意味は、思い通りにすべてうまくいきますようにという意味だそう。
ホテルも同じく煌びやか。
いつもはなかろう、ホテルのフロントや部屋の中には金運を呼び寄せるように、という縁起物『小銭』のチョコレートが。
街を歩いていると『福』という文字をあちこちで見かけます。これだけあちこちで目にすると、心が福で満たされる気分になりました(^-^;
ケーキ屋さんでも、日本では見かけない中国で縁起の良いとされる『鯉』のおめでたいケーキです。
『年々有餘』とは経済的にゆとりある生活ができることを指す言葉のようです。それにしても鯉がのってるケーキなんて日本ではみたことないなぁ。これ、食べたらお金持ちになれそう( *´艸｀)
こちらは香港市内にいくつもある有名なお菓子屋さん『奇華餅家』。みなさん帰省の手土産を買われていました。私はこちらのパイナップルケーキが大好きです(*^-^*) おすすめです。
そして街中セールをやっていました。こんな酉のｓａｌｅの文字が可愛い(*^-^*)
また香港では旧正月には日本と同様お年玉を配る習慣があるようです。香港ではこのお年玉のことを『利是（ライシー）』と呼び、親戚の子どもはもちろん、レストランの店員、マンションの管理人さんやお掃除のおばちゃんなど色々な人に配るようですよ。食事の際に現地に住んでいる知人がレストランの店員さんにも渡す準備をしていました。それは大変( ﾟДﾟ)
以前は魔除けの色の赤い封筒に福の文字が入ったものが一般的だったようですが、近年は高貴の色とされる黄色や紫色、お金の色の金色の封筒も販売されています。デザインもお正月らしく色彩も豪華で見ているだけで何故か幸せが訪れそうな気分になれます(*^-^* ということで、私はこの利是の袋に入れてお年玉を渡しています。
また高層ビルではお正月のイルミネーションが。青や赤、緑に紫、黄色・・・と変色していきます。これもこの時期ならではですよね。
さて、こんな街中がお祝いムードであることだけが、旧正月ではありません。
毎年、旧正月の元日の夜に『旧正月 インターナショナル ナイトパレード』が行われます。これは世界のベストイベントの１つにも選ばれているんですよ。場所は尖沙咀（チムサアーチョイ）のネイザンロードを中心として、香港のみならず世界各国のパフォーマーや山車がパレードします。少し早めに沿道を確保しないと人混みと歓声しか聞こえません(T_T)
ということで、知人とゆっくり食事をしていて、歓声しか聞こえない派でした(^-^; もちろん写真も撮れず(^-^; 有料の観覧席も発売されているようですので、次回はそこでゆっくり観た方がいいかな。
そして今回私達の目的の『ビクトリアハーバーの花火』。これは旧暦1月2日の夜に行われるのですが、約30分ほどの短い間になんと2万発以上の花火が打ち上げられました。私達はホテルからこの花火を観たいと『ルネッサンス香港ハーバービューホテル』を予約し、ホテルのプールデッキからこの花火を観ました。
30分で約2万発。10分に換算すると約7000発。1分に換算すると約700発ですから、もう30分間常に爆発状態でした( ﾟДﾟ）本当に迫力ありましたよ。
見る場所によってもちろん光景が違い、九龍側で鑑賞したらビクトリア湾で打ち上げられた花火が周囲の高層ビルにも反射して万華鏡のような美しさとのこと。次回は九龍側で観ようかな。パレード同様ベストポジションで見物したい人は、早めに場所を確保することをおすすめします。
その他にも旧正月のイベントとして『フラワーマーケット』が開催され、お正月に飾る植物や縁起物が売られるマーケットがビクトリア公園などで行われているようです。観光客にはあまり縁のないマーケットですが、見に行くだけでも価値がありそうですね。
更にディズニーランドでも旧正月前後は、ディズニーのキャラクター達が旧正月仕様のコスチュームでお出迎えしてくれるようで、この期間限定のグッズも販売されるようですよ(*'▽') ディズニーファンのみならず、一度この時期に訪れたくなりますね。
旧正月についての詳細は下記にてご確認ください。
過去にアメリカ、オーストラリア、マレーシアなどでお正月を迎えたことがありますが、やはり日本のお正月が一番お正月らしいなと感じます。ただそのお正月も、近年元日からお店が開いていることも多く、日本でのお正月も昔ほど「お正月らしさ」が薄まりつつあると感じます。
そんな中、今でも春節は長期休暇となり、街中の派手な飾りつけなどを見ているとまだまだお正月らしさが残っているなぁと感じました。
そんな香港の旧正月のお祝いに出かけてみてはいかがでしょうか。
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