【京都】京都の夏の夜空を彩る風物詩、五山送り火を鑑賞♪
毎年8月16日の夜、京都市を囲む山々に灯される「五山送り火」が行われます。これはお精霊さんを再び浄土へ送る京都の伝統行事で、「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の文字や形に送り火を焚き、それが次々と浮かび上がります。昨年は確か点火直前まで激しい雷雨がありました。また今年は台風の影響で冷や冷やしてこの日を迎えました(;´Д｀)
近畿地方を直撃した台風7号ですが、皆様被害はなかったでしょうか。京都では16日は台風一過の晴天とはいかなかったですが、雨や風は止み、無事に送り火が行われました。
昨夜はといいますと、私は嵐山の知人宅にて送り火を鑑賞しておりました。ここからは「鳥居形」が最も近くではありますが「鳥居形」は確認することが出来ず、「左大文字」を鑑賞。ＴV中継で点火を確認した後バルコニーに出ました。最初はオレンジ色の「点」だったものが、徐々に「大」の文字へと浮かび上がっていきました。皆口々に「大なった！、大なった！」「大や～！」と、その瞬間を肉眼で確認しました。
花火のような華やかさはありませんが、この浮かび上がるまでの時間が何とも言えません。。。静かにそして美しく燃え上がる圧倒的な存在感。そしてしばらくして儚く火が消えていきます。。。お精霊さんは再び浄土へ戻られたでしょうか？？
大文字は8時から点火されていくので、それまでに飲み食いし、送り火鑑賞後はデザートタイム(*^-^*) この日のデザートの一つ、限定販売されていた「送り団子」をご紹介♪
送り団子はあの世へ戻るご先祖様に、お土産として持たせるためにお供えするものです。団子は何もつけてない白い団子が一般的ですが、これには理由があります。あの世で好きなように食べてもらうためです(*^-^*) お味の方はお店にもよりますが、団子そのものの味。ほんのりした甘みがありました。三色団子の白の味といえばわかりやすいかな(^-^;
こうして昨夜16日、「五山の送り火」が終わりました。これが終われば夏も終わり。残暑厳しくはありますが、近々秋の気配が感じられるようになるのかな。。それはそれでなんか寂しいな(;´Д｀)
下記２つのブログランキングに参加しています。クリックをお願い致しますm(__)m
