その2)おすすめイベントスポット ワインの産地『メーアスブルク』でワインフェスタ(ワイン祭り)に参加しよう♪
ドイツ・ミュンヘンのビール祭り、『オクトーバーフェスト』は日本でも有名ですが、ドイツはビールだけではなく、ワインの醸造も盛んです。そして毎年9月頃、ワインが作られている街々ではワイン祭りなる『ワインフェスタ』が行われます。
今回はその中で『メーアスブルク(Meersbrug)』のワインフェスタを紹介したいと思います。
メーアスブルクはスイス、オーストリア、そしてドイツと3か国をまたがるボーデン湖畔に佇み、その美しい街並みやワインの生産でも有名です。
そんなメーアスブルクへのアクセスは、スイスと国境を接しているコンスタンツ(Konstanz)からだとフェリー(約30分)か、バス(約40分)で訪れることになります。私達はドイツのウルム(Ulm)からメーアスブルクの最寄りの鉄道駅となるフリードリッヒスハーフェン(Friedrichshafen)まで行き(ウルムからIREで1時間強)、そこからバスに乗り換え(約30分)訪れました。そう、メーアスブルクには鉄道が通ってないんです。
実はこの街を訪れるのは2度目。メルヘンチックなかわいい街をいくつか訪れる中で、メーアスブルクを選んで数年前やってきたことがあります。
この街の切り立った崖の上には大きなメーアスブルク城(旧城Altes schloss)が中世のままの姿で残り、その横にサーモンピンク色の新城(Neues schloss)が並んでいます。
また路地を歩けば木組みの可愛らしい家が連なり、湖畔のプロムナードを歩くと観光客が多いにもかかわらず、どこかのんびりとした空気が漂っています。
そして私達が大好きなスィートワインに出会い、あの味が忘れられなくて、今度はワイン祭りに行きたいと遥々再訪しました(*^-^*)交通手段が悪いながらもこの街にもう一度行きたいという魅力がこの街にはあります。
さてメーアスブルクに着きました。ちょっぴり懐かしく、「あれ前泊まったホテルや!」なんて言いながら、丘の上の新城に面したワインフェスタの会場「シュロス・プラッツ」に向かいます。
今回はワインフェスタ中なので前回来た時よりたくさんの人がいました。
もしかして1年で一番賑わう日なのかな?クリスマスマーケットもこんな感じなのかな?そんなことを考えながらシュロス・プラッツ近くまでくると、ゲートがありました。
ここで4ユーロ払うと引き換えにワイングラスを渡されます。この4ユーロは入場料というべきかワイングラス代というべきか。。。そしてそのグラスを持ってシュロス・プラッツやフォルブルクガッセの屋台のお店で、ワインを選んで買うというシステム。
お店にはワインのリストがあり、どのようなワインなのか詳細が書いてあります。お店の人におすすめのワインや希望のワインを伝えたりして買うのも楽しいものです(^o^)そうした中で気に入ったワインを注文し、グラスを渡すと100cc注いでくれます。そして料金を支払います。
このグラスには冬のクリスマスマーケット同様、その年の数字(西暦)と街の名前が書いてあります。首からは不織布で出来たワイングラスケース(別売:1ユーロだったかな?)を下げ、不必要な時はグラスがしまえます。なんて合理的。。そしてまた再入場したい時はグラスを見せればOK!! ワイン祭りの期間中、通用します。
またワインだけではないです。これもクリスマスマーケット同様、食べ物も売っています。名物の料理を食べ、美味しいワインを飲み、こんなワイン祭りもなかなか楽しいですよ♪
ただし、ワインのアルコールがビールより高いので、飲み過ぎには注意です!!
また観光客が去った夜の街もいい感じなので、1泊するのもおすすめです♪
◎2018年 メーアスブルク ワインフェスタ情報◎
9月7日~9日
Wine Festival from 7th to 9th of September 2018